レザー製品の生産国の話

Genuine Leather (ジェニュイン レザー)の原点は、バングラデシュはダッカにあります。私たちは、2006年から、バングラデシュの革産業に関わって、日本をはじめとして外国に向けて、本革製品を生産してきました。

バングラデシュは、世界でも有数の牛革の生産地です。わたしたちが扱うレザーは、食用の副産物として、限られたレザーをメイン素材にし、鞄、財布は勿論あらゆるプロダクトを製造しています。

Genuine Leather (ジェニュイン レザー)の工場の特色として、他のどこの工場よりも、外国への知識が長けています。けれども、その原点は限りなく”ローカル”です。現地に精通した職人が多数所属しています。

バングラデシュは、ベンガル湾に沿って発展した1971年に独立した共和国です。イギリス領→インド領(ベンガル)→パキスタン領(東パキスタン)そして独立を果たしました。

その為、ヨーロッパとの貿易が盛んで、ブランドの生産国になっています。

ダッカは、バングラデシュの首都で、商業はこの都市に集中しています。

ダッカの歴史的背景として、近代的な代表的な生産システムはもとより、そのベースは、古くからの家内制工業です。多くの工場のオーナーが、何世代によって、生産システムを構築してきました。

最近では、外資系企業や、パートナシップという工場も多く出てきてはいますが、中々コントロールが難しいのが実情です。ダッカの商業の原点は家内制工業がベースにあります。

Genuine Leather (ジェニュイン レザー)では、特に手仕事や伝統工芸に焦点を当てています。最近では高齢化が進み、伝統文化は、時間がかかる故、衰退こそしていますが、非常に高品質であります。Genuine Leather (ジェニュイン レザー)も、レザー産業を通して、こういった特色を残しています。

ダッカは大都市ですが、地方は水が豊かで、緑が多く、自然が大変美しいです。革製品の職人は、連休になると、地方へ帰省します。Genuine Leather (ジェニュイン レザー)のハンドメイドの心は、こういった昔ながらの生活によって、技術や感性が磨かれています。

お手に取って頂ければ、Genuine Leather (ジェニュイン レザー)のレザー製品のあたたかさを感じていただけると思います。